北朝鮮 日本海に向けミサイル2発発射
北朝鮮は26日未明、中距離弾道ミサイル・ノドンと推定されるミサイル2発を日本海に向け発射した。ソウル支局・玄昶日記者が報告。北朝鮮はオランダで開かれていた「日米韓」首脳会談に合わせ日本のほぼ全域を射程に収めるノドンと推定されるミサイルを発射した。韓国の国防省によると、 北朝鮮は26日午前2時35分に1発、その7分後に1発、計2発のミサイルを平壌の北にある粛川付近から東に向け発射した。
ミサイルは約650キロ飛び、日本海の公海上に落下したという。韓国国防省はミサイルの高度や速度から発射されたのは日本のほぼ全域を射程に収める中距離弾道ミサイル「ノドン」と推定している。
韓国国防省報道官「ミサイル発射は国連安保理決議に明らかに違反しており、韓国と国際社会に対する厳重な挑発だ」
ミサイルは事前の補足が難しい移動式の発射台から発射されたとみられている。
北朝鮮がミサイルを発射したほぼ同じ時間には、オランダで日米韓の3首脳が会談し、北朝鮮の非核化などをテーマに話しあっていて、これをけん制する狙いがあったのは明らか。
北朝鮮は今年に入り、韓国や日本とは交渉の場に臨んでいるが、アメリカは核問題の進展がない限り北朝鮮の対話に応じない構えを崩していない。ノドンを発射した背景にはアメリカに圧力をかける意図もあったものとみられる。
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